2025-07

お寺

南禅寺金地院【左京区南禅寺】

本堂(方丈)は伏見城もしくは大坂城の遺構応永年間に南禅寺六十八世大業徳基が足利義持の帰依を受けて鷹峯に建立。慶弔10(1605)年に以心崇伝が現在地に移築して再興。本堂(方丈:重要文化財)は伏見城もしくは大坂城の遺構とも言われている。方丈北...
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妙心寺退蔵院【右京区花園】

ひょうたんとナマズの画応永11年に千本松原に無因宗因により開山し、妙心寺三十四世亀年禅愉が現在地に再興。門の屋根瓦にひょうたんとナマズの意匠が施されている。大玄関は「袴腰の玄関」と呼ばれ破風の曲線が直線となって結ばれた珍しい形。袴の腰の部分...
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三室戸寺【宇治市】

親鸞聖人の父の墓宝亀年間、莵道山の志津川で観音が出現。光仁天皇が御室を移し、観音を祀る御室戸寺が起こり。天正元年、足利義昭に協力したため織田信長の焼き討ちにあう阿弥陀堂は、親鸞聖人の父(日野有範)の墓。娘(覚信尼)が墓の上に建立。境内地50...
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楊谷寺【長岡京市】

眼病平癒清水寺を開山した延鎮僧都が柳(楊)の茂る渓谷で十一面千手千眼観音菩薩像を発見し、そこで一宇を建てたことが始まり。乙訓寺別当の空海(弘法大師)が何度も参詣し、独鈷で岩窟を開き霊水を成就。子猿のつぶれた眼を洗う親猿の姿に、空海が祈祷を施...
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法金剛院【右京区花園】

花園の地名の由来となった別荘右大臣清原夏野の別荘には、珍草奇花が植えられていたことが花園の名の由来です。その死後、双丘寺が創建、文徳天皇により天安寺が建立。衰退の後、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子が法金剛院として復興する。仏殿に安置された仏様...