2025-08

神社

野宮神社【右京区嵯峨野】

伊勢斎宮の潔斎所の跡 斎宮とは天皇の代替わりごとに未婚皇族女性が選ばれ、伊勢神宮に仕える。約600年間(飛鳥時代から南北朝)で60人以上の皇女が斎宮となる。(大覚寺から清凉寺あたりの)北嵯峨と(天龍寺あたりの)下嵯峨の間の「野」にある宮であ...
その他

有智子内親王墓【右京区嵯峨】

初代の賀茂斎院大同2(807)年  生まれる。嵯峨天皇の第八皇女。  ① 初代の賀茂斎院(弘仁元(810)年 4歳で任命)  ② 優れた文才   経典や史書に精通し漢詩文及び和歌に長ける。  ③ 詩才により評価 七言律詩を詠み、嵯峨天皇より...
その他

落柿舎【右京区嵯峨】

名の由来向井去来(芭蕉の弟子)の別荘。元禄2(1689)年頃、庭に40本の柿の木があり、商人が、柿を一貫文を出して買い求めた。去来は売る約束をして代金を受け取ったが、その夜、嵐が吹き、柿がすべて落ちた。翌朝、商人がこの有様に返金を頼み、柿の...
お寺

長楽寺【東山区円山】

伝教大師最澄が創建時宗。山号は黄台山。本尊は、准胝観音。寺伝では、伝教大師最澄が唐からの帰朝の折に暴風雨に見舞われたとき「南無観世音菩薩」と唱えると2頭の龍神が頭に観世音をのせて現れ無事に帰国できた。大師がその姿を彫刻して本尊としたとのこと...
お寺

大報恩寺(千本釈迦堂)【上京区】

本堂(国宝)真言宗智山派。山号は瑞応山。御本尊は釈迦如来。安貞元(1227)年 義空(奥州藤原秀衡の孫)により開創した。本堂は、創建時のままであり、国宝。京都市に現存する最古の木造建築である。応仁・文明の乱では、東西両軍から庇護を受けていた...
神社

日向大神宮【山科区日ノ岡】

京都のお伊勢さん第23代顕宗天皇の御代(485-487)に創建された伝わる。天智天皇が神田を寄進し、鎮座の山を日御山と名付けた。徳川家康が社領を寄付、後水尾天皇等からも寄進があり社殿が再興された。明治維新までは、粟田口神明宮や恵美須谷神明宮...
お寺

光明院【東山区】

重森三玲が作庭臨済宗東福寺派。本尊は釈迦如来。明徳2(1391)年に金山明昶禅師が創建したが、明治の廃仏毀釈により荒廃した。方丈の前庭は、昭和14(1939)年に重森三玲氏が作庭した。池泉式枯山水庭園で背後にサツキやツツジの刈り込みを設け、...
お寺

鹿王院【右京区嵯峨】

足利義満の延命を祈願臨済宗天龍寺派。本尊は釈迦如来、十大弟子。義満が24歳の時、伽藍を建立すれば寿命が延びるとの夢告を受けたことから、康暦2(1380)年に創建した覚雄山宝幢寺の開山塔所である。開山は春屋妙葩。開山堂のまわりに野鹿が集まった...
神社

今宮神社【北区紫野】

疫神鎮め正暦5(994)年に一条天皇が舟岡山にて疫神鎮めの御霊会を行う。長保3(1001)年に御霊会を行い新たに社殿三宇を造営。「新たに宮」を造営したことが、今宮の名の由来。疫神社とともに今宮社と号される。疫神社(摂社)疫神をまつる疫神社は...
お寺

金福寺【左京区一乗寺】

与謝蕪村が何度も訪れたお寺臨済宗南禅寺派。山号は佛目山。平安時代初期に安恵(あんね)僧都が円仁(慈覚大師)の意志によって創建。与謝野蕪村が寺を訪れた松尾芭蕉を偲んで「芭蕉庵」を再興蕪村の墓庭園西側から石段を上がったところに芭蕉庵。更に上がれ...