神泉苑【中京区】

お寺

本尊:

聖観世音菩薩(真言宗)

沿革:

 延暦13(794)年に、周(中国)の文王の霊囿(禽獣を放し飼いにした園)になぞらえて大内裏の南に禁苑が設けられ、常に清泉が湧出することから神泉苑と名付けられた。規模は、(南北)二条から三条、(東西)大宮から壬生であった。
 天長2(824)年に、弘法大師が勧請し祈雨の修法を行ったことから、善女龍王を祀っている。
 貞観5(863)年に、祇園祭の発祥となる御霊会が行われた。
 慶長7(1603)年に、神泉苑の泉を利用して二条城の内堀が造営されることに伴い苑域が縮小された。
 慶長12(1607)年に、快雅上人が中興し真言宗寺院とする。

善女龍王社:

 現在の社殿は、文化10(1813)年に再建された。
 弘法大師が北天竺の大雪山にある無熱池から勧請した善女龍王を祀っている。
 弘法大師が善女龍王に雨を祈ったところ、国土に恵みの雨が降り、人々が救われたことから、僧侶が祈雨修法を行う。

恵方社:

 日本で唯一の回転式台座を備えた歳徳神(さいとくしん)を祀る社で、大晦日に、翌年の恵方に社祠をまわして方角を変える。

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