大報恩寺(千本釈迦堂)【上京区】

お寺

本堂(国宝)

真言宗智山派。山号は瑞応山。御本尊は釈迦如来。

安貞元(1227)年 義空(奥州藤原秀衡の孫)により開創した。

本堂は、創建時のままであり、国宝。京都市に現存する最古の木造建築である。応仁・文明の乱では、東西両軍から庇護を受けていたことから、戦火から免れた。本堂の柱には、応仁・文明の乱による刀槍傷跡が残っている。

おかめ像(塚)

本堂造営工事の棟梁・長井飛騨匠紙高次の妻の像(塚)。

大切な柱の一本の寸法を誤って切り落としたが、おかめの「他の柱も短くし、斗栱(枡組)にて長さを補う方法を進言。妻の提案で成功したことが夫の名誉を傷つけることを隠すため、上棟式を前に自害。おかめの冥福を本堂の安全を祈ったもの。

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