足利尊氏が開創
足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るため、亀山殿(後嵯峨上皇)の地に開創した。
暦応2(1339)年に夢窓疎石が、暦応資聖禅寺と称して開山した。
暦応4(1341)年 尊氏の弟直義の金龍の夢に由来して、天龍資聖禅寺と改める。
天龍寺船を就航し、元との貿易収入で造営費用の寄進図ったことにより、寺観を整えた。
至徳3(1386)年 京都五山の第一位となるが、足利将軍家の没落とともに衰退する。
豊臣秀吉等により再興したが、幕末の戦乱で焼失した。
明治時代以降に現在の伽藍の再建を行った。世界遺産(文化遺産)
庭園は夢窓疎石の作
国の史跡及び特別名勝。曹源池を中心とし、遠景の嵐山、近景の亀山を借景とする庭園。

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