大河内傳次郎が別荘として造営
大河内傳次郎(昭和の時代劇俳優)が、別荘として造営した回遊式庭園。
① 約2万平方メートルの敷地で比叡山や嵐山、保津峡の景色を借景している。
② 64歳で亡くなるまでの30年間、自ら設計して私財を投じて作られた。
③ 庭園内には、中門、大乗閣、持仏堂、滴水庵などの建物があり、これらは国の登録有形文化財 となっている。
庭園:
鞍馬の赤石混じりの自然石による狭い園路。
マツやカエデ類(モミジ)が植えられている。
枯山水庭園や苔庭など、様々な日本庭園の要素を含んでいる。
主要な建物:
大乗閣:書院造、寝殿造、数寄屋造を組み合わせた近代和風建築。
持仏堂:最初に造営された建物で、周辺に枯山水庭園がある。
滴水庵:明治時代の茶室を移築したもの。

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