延喜式の乙訓十九座「神足神社」と伝わり、斉衡元(854)年に官社となる。
12世紀の頃、小野宮領内荘園「神足園」にあったと伝わる。
明治5(1872)年に、東海道本線の建設により現在地に移る。
明治10(1877)年に、村社に列せられる。旧神足村の産土神である。
神足の名の由来
桓武天皇は、田村(神足村の旧名)の池に天から神が降り立ち、宮中を南から襲おうとした悪霊を防いでおられた夢を見られたので、田村に、太刀と絹を秘蔵させたこの神を祭る社を建てたと言われる。
神が降臨された時、まぶしくて足しか見えなかったことから「神」の「足」から、「神足神社」と名付けられ、田村は「神足村」と呼ばれるようになったと言われる。

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