歴 史:
大正15(1926)年に豪商「 井上利助」が住宅兼商談の場として、当時の贅を尽くし新築した。
洋館と京町家の和洋折衷型住宅(洋館は、「武田五一」がフランク・ロイド・ライト様式、
また数寄屋大工棟梁「上坂浅次郎」が、大塀造り)で施工した。
昭和40(1965)年に呉服商川崎家が住宅兼迎賓館「紫織庵」とした。
令和4(2022)年に㈱くろちくが所有・公開し、山鉾八幡山の「八」と黒竹氏の「竹」から
八竹庵と名付けた。


八幡山:
勝負の神として崇敬されてきた応神天皇が御神体である。
普段は町内(会所の庭)に祀られている八幡宮を、祇園祭の際には、山の上に勧請している。
小祠は、天明年間 (1781~89) に製作された総金箔造りであり、厨子の中は応神天皇の騎馬像が安置(伝:運慶の作)されている。



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