歴史:
明治42(1909)年 建設
平成11年 歴史的意匠建造物に指定
平成18年 景観重要建造物に指定
平成25年 国の登録有形文化財(建造物)に登録
建物の特徴:
京商家の典型(白生地問屋)であり、表屋造りと呼ばれる。
特徴としては、店舗・住居・土蔵とそれらを結ぶ2つの庭と通り庭。そしてばったり床几と千本格子がある。
建物の内部:
江戸時代の小袖等の生活工芸品を見ることでき、江戸から昭和にかけての京商人の生活文化がわかる。

親子格子:
太い親格子の間に細く上部が切られた子格子(切子格子)が複数本入っている格子のことを言う。
上部に採光しやすい隙間を作り、主に反物や針仕事などの手元をよく使う繊維関係の店で使われた。
切子の数で分かる職業:
・切子2本 呉服屋格子
・切子3本 糸屋格子(紺屋格子)
・切子4本 織屋格子



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