神田明神【下京区】

神社

神田明神:

東京の中心(神田、日本橋、秋葉原など108 町会)の氏神であり、天平2(730)年に出雲氏族の真神田臣(まかんだおみ)が武蔵国豊島郡芝崎村(将門塚周辺)に創建した。
天慶3(840)年の平将門の乱で、将門塚周辺で天変地異が頻発したので、時宗の遊行僧・真教上人が祀る。延慶2年(1309)奉祀したが、明治7年(1874)に摂社・将門神社に遷座した。
昭和59年に再びご本殿に奉祀された。

平将門とは:

平安時代の関東の豪族、第50代桓武天皇四代の皇胤(こういん)で、平氏の姓を授けられた高望王の子で鎮守府将軍である平良将(よしまさ)の子のこと。

平将門の乱:

平氏一族の抗争から、関東諸国を巻き込む争いへと発展、国府を襲撃して印鑰(いんやく)を奪ったことで、京都の朝廷に対抗することとなり「新皇」と称した。
東国の独立を標榜し朝敵となるが、藤原秀郷・平貞盛らによって討伐され、平将門の首が京都に送られた。

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