表屋造り:伝統的な商家
表棟から奥へ玄関棟・住居棟・土蔵と続き、建物を坪(中)庭と座敷(奥)庭が繋げる形式である。
明治2(1869)年に再建(1864年焼失)された。
「表屋造り」の京町家(京都市有形文化財)で表構えが間口5間の大店タイプである。
南側3間半は厨子2階(つしにかい)という天井が低い2階がある。むしこ窓・屋根付き看板が特徴であり、また北側1間半には、下屋庇(げやひさし)付きの平屋建がある。

家業のこと:
元禄13(1700)年から昭和61(1986)年まで薬種商、小児薬「奇應丸」の製造卸業とする家業が営まれていた。



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