お寺

お寺

福勝寺(ひょうたん寺)【上京区】

桜寺弘法大師空海が河内の国で開基し、何度かの移転の後、鎌倉時代に覚済僧正が京都で再興し、宝永5(1709)年に現在地に移転した。後西(ごさい)天皇は、左近の桜を分栽されたので、桜寺と称された(現在は2代目)。豊臣秀吉の信仰[千成瓢箪の旗印]...
お寺

誕生寺【伏見区】

道元禅師の生誕ゆかりの地大正5(1916)年に、永平寺第66世・日置黙仙(ひおきもくせん)禅師が、曹洞宗の宗祖である道元禅師の生誕ゆかりの地に寺院建立を発願し、大正8(1919)年に「誕生山妙覚寺」として創建されるが、日置黙仙 禅師の逝去に...
お寺

檀林寺【右京区嵯峨】

檀林皇后の遺徳を偲ぶ承和年間(834-848)に、檀林皇后(嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子)が創建した。唐僧義空が、今の野宮神社付近で開山した。盛時には、塔頭十二坊を数えたが、皇后の没後に徐々に衰え、平安中期、一条天皇の頃に廃絶した。 昭和39(...
お寺

祇王寺【右京区嵯峨】

寺名の由来(伝承「平家物語」)平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、仏御前に寵愛を奪われた。祇王は、母(刀自)・妹(妓女)とともに往生院で隠棲し、やがて仏御前も加わり、女4人でこの地に隠棲した。祇王の名から寺名となる。明治維新の頃に廃寺(法然...
お寺

大悲閣千光寺【西京区嵐山】

角倉了以が建立慶長19(1614)年に、角倉了以が大堰川(保津川)の開削工事で、亡くなった人々を弔うために嵯峨野離宮にあった千光寺を移築し、建立した。「大悲閣」とは切り立った岩肌に建つ観音堂を指す。地図を見る
お寺

滝口寺【右京区嵯峨】

法然の弟子である念仏房良鎮(りょうちん)が創建した往生院の子院三宝院跡。昭和初期の再興にて寺号として選ばれた。伝承①「太平記」斎藤時頼と横笛 平清盛の家臣で滝口の武者・斎藤時頼(ときより)は清盛邸で建礼門院の雑仕女・横笛の舞姿にみとれ結婚を...
お寺

天龍寺【右京区嵯峨】

足利尊氏が開創足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るため、亀山殿(後嵯峨上皇)の地に開創した。暦応2(1339)年に夢窓疎石が、暦応資聖禅寺と称して開山した。暦応4(1341)年 尊氏の弟直義の金龍の夢に由来して、天龍資聖禅寺と改める。  天龍寺...
お寺

二尊院【右京区嵯峨】

円仁(慈覚大師)が建立承和年間(834-848)に嵯峨上皇の命で円仁(慈覚大師)が、天台・真言・律・浄土の兼学寺院として、二尊教院華台寺(けだいじ)した。応仁・文明の乱で焼失した。永正年間(1504-1521)に三條西実隆父子の援助で、広明...
お寺

宝筐院【右京区嵯峨】

足利義詮(室町幕府二代将軍)の院号白河天皇勅願寺であった善入寺が前身。貞和年間(1345-1350)に、夢窓疎石の高弟である黙庵周諭が中興し、足利義詮(室町幕府二代将軍)の院号「宝筐院」に名を改めた。明治の初めに廃絶したが、大正6(1917...
お寺

長楽寺【東山区円山】

伝教大師最澄が創建時宗。山号は黄台山。本尊は、准胝観音。寺伝では、伝教大師最澄が唐からの帰朝の折に暴風雨に見舞われたとき「南無観世音菩薩」と唱えると2頭の龍神が頭に観世音をのせて現れ無事に帰国できた。大師がその姿を彫刻して本尊としたとのこと...