本法寺【上京区】

お寺

鍋かんむりの日親

永享8年に日親が四条高倉に建立。日親は「立正治国論」を著し、足利義教に「禅」を捨てるように直言し、逆鱗に触れて投獄される。灼熱の鍋を頭に被せられるほどの拷問を受けたと言われる。

本阿弥光悦の曽祖父との出会い

本阿弥清信(光悦の曽祖父)は、足利義教に投獄された日親と獄中で出会い、深く帰依し、日親のため堂宇を建て、本阿弥家の菩提寺として支える。

巴の庭

国の名勝。本阿弥光悦の作。3箇所の築山で巴紋を表現している。
また半円の板石2枚による円形の石は「日」、小さな蓮池は「蓮」、合わせて宗祖日蓮を指している。
中庭には、光悦遺愛の手水鉢がある。

長谷川等伯

長谷川等伯作の京都三大涅槃図のひとつ「佛涅槃図」(重要文化財)がある。

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