慶長12(1607)年に、梅林和尚が一条室町に創建したが、寛文元(1661)年に類焼し、現在の場所に移転した。
観音堂(千人堂)の聖観世音菩薩
一条戻橋のほとりにあり、浄蔵貴所が父三善清行を蘇生させるため祈念した菩薩ともいわれる。 また、山名重氏の念持仏といわれる。
泣く山門(百叩きの門)(出水七不思議)
元和9(1623)年に伏見城の牢獄門を移築したもので、楠の一枚板で作られた高さ約2.5mの扉である。牢獄のもんであった時は、二度と牢獄に戻ってこないよう、釈放の前に、門にて百回叩かれて外に出たことから、百叩きの門と呼ばれる。
夜な夜な人のうめき声が聞こえ、門扉に取りついた怨霊の声という噂があった。



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