松ヶ崎百人衆【左京区】

その他

松ヶ崎百人衆:

 平安遷都の時に桓武天皇が百姓百軒を松ヶ崎に移住させて、田と山林を貸し与えたと伝わる。
 安定して皇室に米など農作物を作ることが求められたことから、分家が許されないなど、今も伝わる掟(定法・条目)があった。
 その代わりに収入が安定し、貧富の差がなく、さまざまな便宜・優遇があったといわれ、農家の主人で「碁」や「謡」を知らぬ者がなかったという、ゆとりがある暮らしぶりであったようだ。

村の組織:

庄 屋(しょうや)  村人で選ぶ村の代表者
役 前(やくまえ) 村の会計や工事の管理など、村の行政全般。
         代表者を一和尚(いちばんじょう)という
宮 座        神社の仕事
中 老(ちゅうろう) 火事・洪水・盗賊などに備えて村の安全 他の村との折衝
若 衆        相続人(長男)が17歳になれば加わる。

村の定法(定目)

 座順を決め、「この法に背きたる者は座順を繰り下げ、座席をはぎ取り申すべきこと」とした。
「若衆条目」「中老中間(なかま)定法」「座中間条目」を作り、村役の心掛けや、若衆の生活のけじめなども細かく決められた。

若衆条目(抜粋):
一 父母に孝養第一のこと
一 何事も村役から申し渡されたことは固くまもること
一 賭け事をしないこと
一 髪結床に長居しないこと

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