神社

大将軍八神社【上京区】

平安京造営の際、京都の北西(天門)に王城鎮護のために、陰陽道で祀られる大将軍神を祭神とした「大将軍堂」が創建された。 明治時代の神仏分離により素戔嗚尊と御子神八柱を祀る。道饗祭(みちあえのまつり)古代日本の神道祭祀の一つで、主に都(特に京都...
お寺

華開院【上京区】

正元2(1260)年に、後深草天皇の皇子(光岸法達親王)が、天台宗寺院として大宮五辻(現・華開院町)に建立し、「五辻御所」と呼ばれた。弘安10(1287)年に、向阿証賢(後の清浄華院第5世)が隠遁、浄土宗寺院として中興する。応仁の乱(146...
お寺

地福寺(日限薬師)【上京区】

弘仁年間(810-824年)に嵯峨天皇の勅許にて、僧真済が葛野郡安井村に創建した。享保年間に道空が、関白鷹司公の病気平癒したことから、享保12(1727)年に現在地に移転した。以来、道空の念持仏であった薬師如来が本尊となった。日限(ひぎり)...
お寺

極楽寺【上京区】

金谷水(きんこくすい)又は勝井戸(かちいど)山号に由来する名水で、天正15(1587)年の豊臣秀吉が行った北野大茶会に使用したと伝わる。また、勝井戸とも呼ばれ、飲むと勝負事に勝つと言われている。両小袖門(出水七不思議)通常1つである小袖門(...
お寺

観音寺【上京区】

慶長12(1607)年に、梅林和尚が一条室町に創建したが、寛文元(1661)年に類焼し、現在の場所に移転した。観音堂(千人堂)の聖観世音菩薩一条戻橋のほとりにあり、浄蔵貴所が父三善清行を蘇生させるため祈念した菩薩ともいわれる。  また、山名...
お寺

五劫院【上京区】

享保9(1724)年に僧喚誉が開祖した。本堂は、天明8(1788)年の火災後に再建されたものであり、通常非公開である。寝釈迦(出水七不思議)門のくぐり戸(小袖門)の上にある框の木目が、西枕で横たわる釈迦の姿に見える。地図を見る
お寺

光清寺【上京区】

岩倉具視を輩出した公家・岩倉家の菩提寺寛文9(1669)年に、伏見宮貞致(さだゆき)親王が、生母の菩提を弔うために「声実庵」という名で創建した。当初は天台・華厳・真言・禅の四宗兼学の道場であった。元禄14(1701)年に消失したが、宝永3(...
お寺

華光寺(出水の毘沙門さま)【上京区】

天正11(1583)年に、妙顕寺12世日堯が自らの隠居所として創建した。創建後に豊臣秀吉から伏見城に安置されていた毘沙門天像が寄進(鞍馬寺の像と同木同作と伝わる)された。江戸時代以降は開運厄除けの神として信仰される。梵鐘(府指定文化財)正応...
お寺

玉蔵院【上京区】

出水七不思議(幽霊の掛け軸)消えた応挙の幽霊円山応挙の作品と言われ、描かれた遊女が幽霊に見えるという掛け軸が、忽然と行方不明になった。数十年前に別の寺院(建仁寺の塔頭大統院(だいとういん))で発見されたと言われるが、住職は別物と否定された。...
その他

文子天満宮旧跡【上京区】

延喜3(903)年に、菅原道真が死亡した。天慶5(942)年に、道真から乳母多治比文子(たじひのあやこ)が、「北野の右近の馬場に祀って欲しい」と託宣を受けたが、資力が無いことから、自邸(西京七条二坊)付近に小さな祠で祀る。天暦元(947)年...